上田市のお客様から修理のご依頼をいただきました。

当社のHPとグーグルの評価・評判やコメントを見て来店してくださったということです。本当にありがたいです＾＾

さてお車はトヨタ　オーリスです。

すれ違いで対向車が幅寄せしてきたので左によけたら、運悪く縁石のようなものがありボディーを傷めてしまったそうです。

左フロントフェンダーの下部にキズを伴ったヘコミと折れ。

フロントドアの下部にﾌﾟﾚｽﾗｲﾝをつぶしながらの大きな凹み。傷。

ドアの下の細いパネルはロッカーパネルやサイドシルパネルといいますがそこにも傷と凹みがあります。

今回は対物保険を使わないので車両保険も温存しておきたいとのご要望です。

つまり、修理料金すべて自腹となります。当然キレイに仕上げるのはもちろんですが、できるだけお安くしてほしいということでお見積もりから始めました。

保険修理であれば、より仕上がりを求めてフェンダー、ドアは交換するところですが、部品代と板金修理費用を比べたところ、修理の方が安価だったので今回は全パネル板金塗装で再使用する方法にします。

早速鈑金作業です。サイドシルパネルはドアとの隙間を合わせながら鉄板を引き上げて修正します。

リヤドアもプレスライン部を含めた板金修正です。

バンパー、ヘッドライトを取り外すとフェンダーを外すことができます。裏側、表側の修理をします。

今回の修理の最大のポイントはフロントドアの修理をどれだけ精度を出せるかで仕上がりに大きく影響します。

ドアを外してﾌﾟﾚｽﾗｲﾝを再現しながら慎重に板金作業を行います。

割とバラバラになりますね＾＾。

鈑金作用の次は下地作業です。

板金修正作業で凸凹になった場所にパテを塗って乾燥させ、それを入念に研ぎ上げて成型します。

サイドシルも同様に。

リヤドアも。プレスライン(ドアの折り目のデザイン)も慎重に再現します。

パテ成型の次は塗装下地でサフェーサーという中塗り塗装をして硬化させ、またそれを研ぎ上げて新品パネルのような形に仕上げます。

リヤドアもサフェーサー。

ロッカーパネルもサフェーサー入りました。

難関のドアもサフェーサーを研ぎ上げて塗装待ちです。

事前にロッカーパネルを塗装してからフェンダーと前後ドアを取り付けて塗装します。

さてどうなるか・・・

鮮やかに塗りあがりました！

この後、塗装膜を焼き付けて硬化させます。

そしてミガキ、部品の組み付けを経て完成となります＾＾！

納車前の確認です。無事完成いたしました。

プレスラインの再現も色味も大丈夫だと思います。

修理内容と仕上がりをお客様にご確認いただき、無事納車となりました。

上田市にはディーラーさんや板金屋さん等沢山の車屋さんがある中、当社を選んでいただいて大変感謝しております！

今後ともよろしくお願いいたします！ありがとうございました！！

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