上田市U様|2019.12.15
【上田市より】日産 キャラバン スライドドアとリヤフェンダーの大きな傷とヘコミの板金塗装修理
上田市のお客様から日産キャラバンの板金塗装の修理依頼をいただきました。
車との事故ではなくて左折時に巻き込みでポールのようなものに接触してボディーを凹ませてしまったということです。
スライドドア、リヤフェンダー共に結構凹みがキツいので保険修理であれば交換をしたいところです。
しかし今回は車両保険を温存する事情があり、少しでも安くあげてほしいというご要望でしたので全て板金塗装で対応することになりました。
鈑金作業では塗装の膜をはがし、鉄板をむき出しにして溶接できる状態にして、凹んでいる場所を溶接して引っ張るという作業を繰り返します。
鉄板が凹むということは元の形状よりも伸びてしまうことになります。
伸びてしまった鉄板は熱処理により「縮める」作業が必要です。「絞る」といいますが鉄板の特製を意識しながら鉄板をたたいたり、引っ張ったり、縮めたりして板金作業を進めていきます。
板金作業で大まかな形状を整えたら、次はパテによる成型作業です。
彫刻のように削りながらボディーを再現します。
目が細かいパテで滑らかなボディーの形を削り上げて作っていきます。
何段階もの削り出しを経てようやく塗装作業です。
ボディーは単色のホワイト、日産QM1です。
塗装作業完了後、塗装膜を高温で固めます。
表面を整えるミガキ作業をして防錆作業、組み上げをして完成です^^。
交換よりも安価にご提供できました。
お客様にもご納得いただき無事納車となりました。
ご依頼ありがとうございました!!